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硝子体出血・硝子体混濁

2006年07月23日23:56

■硝子体出血とは 

網膜の血管から出血した血液が硝子体の中まで入り込んで、できたものや炎症性物質が硝子体中に広がること。 

原因はさまざまで、糖尿病からくる糖尿病性網膜症動脈硬化からくる網膜静脈閉塞症などのように、
網膜の血管がつまって血液の循環が阻害されます。 

すると非常にもろくて破れやすい新生血管が発生し網膜内から硝子体内に伸びてゆきます。 

加齢にともなって後部硝子体剥離が起こると、新生血管は強く引っ張られて破れ、硝子体出血を起こします。 

出血の程度により飛蚊症や、ものがかすんで見える、視力低下などの症状が表れます。 

硝子体出血によって起こる飛蚊症は、「突然に起こる」ということと、 

「墨を流したような黒い影が現れる」のが特徴です。 

網膜に穴があいたときいっしょに血管も切れて出血します。 

そのほか、網膜の血管の炎症や腫瘍、外傷でもおこります。 

突然ちらちらしたかと思うと、急激にものがみえなくなり、なかには血液の赤い色がみえたりすることもあります。 

網膜剥離を起こしている場合には、できるだけ早く硝子体内の出血を除去し、剥離した網膜を元に戻さなければなりません。 

網膜剥離が進行すると、目の隅のほうから視野が欠け、見える範囲が狭まってきます。

剥離する直前にぴかぴか光るものが見えた、という人もいます。ここまで進行する前に、すぐ医者に行かねばなりません。 

放置すると、やがては失明に至ります。 

原因となった病気の治療を行ないます。出血が新しければ、なるべく頭を高くした姿勢で安静にして止血薬を内服します。 

なかなか出血がひかないときは硝子体の手術をします。 

出血の予防として、異常なもろい血管ができる前にレーザー治療を行なう場合があります。




■硝子体混濁とは 

硝子体に混濁を起こす病気にはいくつかの種類があります。 

もっとも頻度の高いのは、網膜や脈絡膜に炎症が起こり、血管からにじみ出た炎症性細胞や、

たんぱく質が硝子体に侵入することです。 

これにより硝子体が混濁し、飛蚊症や目のかすみ、視力低下が起こります。 

通常は、薬物により混濁を抑える治療が行われますが、軽減しなかったり網膜剥離などを併発したときには、 

硝子体手術が必要になります。
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